あなたは、ふくらはぎなどに急に痛みを感じたことはありませんか?
夜中や朝方などにふくらはぎが急にぎゅーと固まって動けなくなることがある。
一般的にはこのことを足がつったやこむらがえりといいます。
日常でよくなってしまう人でどうしたらよいかわからないといったかたに参考になれば幸いです。
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なぜ足はつるのでしょう?
一般的に足がつる・こむらがえりの正式な名称は「有痛性筋痙攣」といいます。
これは筋肉が自分の意志に関係なく収縮してしまうことで強い痛みを発するということが特徴です。
これらが起こる代表的な例をあげると以下の4つになります。
①筋肉の疲労
・筋肉が疲労することで、正常な筋肉の収縮や弛緩がコントロールできなくなり、その結果筋肉が過剰に収縮してしまい、つりやすくなってしまうため。
②電解質バランスの乱れ
・筋肉を動かすときは、ナトリウム・カリウム・マグネシウムといった栄養素を必要します。
汗をかいたり、脱水になるとこのバランスが崩れ、神経や筋肉の働きに異常を生じるため。
③血行不良
・筋肉に十分な酸素が届かないと、筋肉は酸欠となり異常な収縮が起こりやすくなっていしまうため。特に寝ている間や身体を冷やしてしまうと、血流が滞ってしまうため。
④神経系の過剰な興奮
・筋肉は脳や脊髄の指令が、なんらかに理由で過剰となってしまうことで、異常な筋肉の収縮をしてしまうため。
などの原因があります。
筋肉は血液によって、酸素や栄養を受け取ります。不要になった老廃物を乳酸や二酸化炭素などを回収してもらうことで正常に働いています。この老廃物が筋肉内に留まると神経の閾値が低下し、神経の刺激を受けやすい状況となってしまいます。
そのため、ちょっとした刺激で筋肉が反応してしまうという状況が作られます。
ここで注目したいのは、脱水とミネラル不足によって、②の状態となってしまうことです。
特にマグネシウムが失われると、筋肉が非常に収縮しやすいという状態となりやすいことを知っておくとよいでしょう。
今は、ドラッグストアにサプリや入浴剤のエプソムソルトといった方法があります。そのような方法に頼ることも足がつることを解決できるかもしれません。
仕事上では、マッサージやストレッチを推奨はしていますが、
こういった栄養を組み合わせることで効果を上げる可能性がある事を知っておきましょう。
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