はじめに
「昨日はぐっすり眠れたはずなのに、朝起きたら首が回らない…」そんな経験、ありませんか? それは「寝違え」と呼ばれる症状かもしれません。今回は、寝違えの原因や対処法、予防のコツまで、わかりやすく解説します。
🤔寝違えって何?
寝違えとは、睡眠中の不自然な姿勢によって首や肩の筋肉・関節に炎症が起こる状態です。 医学的には「急性疼痛性頸部拘縮」と呼ばれ、首を動かすと激しい痛みが走ることがあります。
🔍寝違えの主な原因
- 寝返りが少ない:長時間同じ姿勢で寝ていると、筋肉が圧迫されて炎症が起きやすくなります。
- 枕が合っていない:高さや硬さが合わない枕は、首に負担をかけます。
- 前日の疲労や運動:首や肩に負荷がかかっていた場合、回復途中で寝違えが起こることも。
- 冷え:寒い部屋で寝ると筋肉が緊張し、寝違えのリスクが高まります。
🛠寝違えたときの対処法
- 無理に動かさない 痛みのある方向に首を動かすのはNG。まずは安静に。
- 冷やす or 温める 炎症が強い初期は冷やすのが効果的。痛みが落ち着いてきたら温めて血流を促しましょう。
- 湿布や鎮痛剤の使用 市販の消炎鎮痛剤入りの湿布や、痛み止めの服用も有効です。
- 軽いストレッチ 痛みが和らいできたら、首をゆっくり動かして可動域を広げましょう。
🧼寝違えを予防するには?
- 自分に合った枕を選ぶ 首の自然なカーブを支える高さ・硬さがポイントです。寝返り時に首がスムーズに動くよう、高さが合った枕を選ぶ。横向き・仰向け両方に対応できる立体構造の枕もおすすめ。
- 寝返りしやすい寝具にする 柔らかすぎるマットレスは寝返りを妨げることがあります。中程度の硬さ(ミディアム〜ミディアムファーム)がおすすめ → 柔らかすぎると体が沈みすぎて寝返りがしづらく、硬すぎると圧力が分散されず不快感が出る。体圧分散性が高いものを選ぶと、自然な寝返りがしやすくなります
- 首・肩のストレッチを習慣に 日頃から筋肉を柔らかく保つことで、寝違えの予防につながります。⇒ここは私の得意分野でもあります。
🩺病院に行くべきタイミング
- 痛みが数日以上続く
- 手や腕にしびれがある
- 首を少し動かすだけで激痛が走る
こうした場合は、頸椎の疾患が隠れている可能性もあるため、整形外科の受診をおすすめします。
おわりに
寝違えは誰にでも起こりうる身近なトラブルですが、正しい知識があれば怖くありません。 朝の首の痛みに悩まされないよう、今日からできる予防策を取り入れてみましょう!
それでもお悩みが解決しない場合は、ニューロライフにご相談ください。
宜しくお願い致します。